防災
非常用トイレは何回分必要?家庭で備える前に見るポイント
断水時のトイレ問題は見落とされがちな防災課題。家族構成・避難シナリオ別に必要回数を考えるポイントをまとめました。
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断水時のトイレ問題、考えていますか?
地震や台風による大規模な災害では、断水が長期間続くケースがあります。水が止まると、食事や入浴だけでなく「トイレ」も深刻な問題になります。
特にマンションなど集合住宅では、下水管の損傷により水が流れないにもかかわらず水洗トイレを使い続けてしまい、汚水があふれるトラブルが過去の災害でも報告されています。
必要な回数の目安
一般的に、1人あたりのトイレ回数は1日5〜8回ほどとされています。 「断水が何日続くか」を想定して備える量を考えてみましょう。
| 家族構成 | 3日分の目安 | 7日分の目安 |
| 1人 | 約20〜25回分 | 約50〜56回分 |
| 2人 | 約40〜50回分 | 約100〜112回分 |
| 4人 | 約80〜100回分 | 約200回分以上 |
上記はあくまで目安です。高齢の方や小さなお子さんがいる場合は、多めに見積もっておくことを検討してください。
非常用トイレの種類と選び方のポイント
非常用トイレにはいくつか種類があります。
袋+凝固剤タイプ 最も一般的なタイプ。既存の便座に専用袋をセットして、用を足したあとに凝固剤をかけて封をします。多くの自治体でも推奨されているタイプです。 簡易トイレ(携帯型) 折りたたみの便座付きで、避難所など便座がない場所でも使えます。 ペット用トイレ流用タイプ 吸収シートを活用した方法ですが、容量・衛生面で課題があるため、専用品のほうが安心とされています。購入前に確認しておきたいこと
- 廃棄方法:可燃ごみとして出せるか、自治体のルールを確認する
- 保管期間:凝固剤の使用期限がある場合があるため、定期的な確認が必要
- においの抑制:消臭効果のある製品かどうかを確認する
- セット内容:袋のみか、凝固剤・消臭剤がセットになっているかを確認する
備蓄を見直すきっかけに
非常用トイレは「備えているから大丈夫」ではなく、使い方を家族で事前に練習しておくことも大切です。実際に使う手順を確認しておくと、いざというときに落ち着いて対応しやすくなります。
編集部では「50回分セット」から始めて、ローリングストックの考え方で徐々に備蓄量を増やすことを候補のひとつとして考えています。
※内容・回数・保管期間は商品によって異なります。購入前に必ず販売ページの最新情報をご確認ください。